皆さん こんにちは。 千葉県大網白里市を拠点として、外房地区をはじめ千葉市 成田市 印西市 佐倉市をエリアにエクステリア工事をしていますGarden ウィズテリアです。
前々回のブログでは お役立ち情報として ウッドデッキについて情報発信をさせていただきましたが、今回はさらに実体験に基づいたウッドデッキの生情報をご紹介したいと思います。
ウッドデッキについては、床材がメインですが、それ以外の次の点に着目していただくと心地よいウッドデッキ生活が楽しめます。
① ステップの設置について
② 側面及びデッキ下の施工について
③ 床材について
④ 補足事項・・・参考に
① ステップの設置について
通常、リビングと同じ高さでつくられるウッドデッキは、庭からすると約40~50cmの高さになり、庭に降りるにはステップ(階段)が必要となります。
そこでステップですが、なるべくゆったりと楽な高さでつくりたいものです。 踏面の奥行は約30cm(デッキ板1枚分)あれば充分ですが、2倍の約60cm(デッキ板 2枚分)とれれば、さらに余裕あるステップになります。
ウッドデッキをリビングの延長としてだけでなく、お庭に続く懸け橋として考えるのもいいかもしれません。
また、小さいお子さんがいるご家庭では、ウッドデッキの高さは少々、危険が伴いますので充分気をつけてください。
② 側面およびデッキ下の施工について
デッキの上にいるときには気づきませんが、庭におりたとき、デッキを支える柱が見えているのが気になる、という場合、側面をおなじ素材(幕板)で隠しましょう。その場合、あらかじめ足の位置を変更しておかなくてはいけないときがありますので、事前に伝えておきましょう。
デッキ下にネコや小動物や枯葉などが入り込んだりするのを防ぐ効果もありますので、必要ならば、検討されるといいと思います。
デッキ下は土のままでは雑草が生え、処理に困りますので、コンクリート打ちがベストですが、防草シートを敷いておくだけでも効果があります。
どちらかの対応をしておいたほうがいいと思います。
また、デッキ下空間を収納として使えますので、便利かと思います。
③ 床材について
今やかなり普及している樹脂デッキの床材は、木粉成分により若干の違いがありますが、どの製品もほぼ大差ないように感じます。
雨ジミは水または中性洗剤で、頑固な汚れはカビ取り剤で、表面の傷は80番(♯80)程度のサンドペーパーでこするなどして、メンテナンスしてください。
床材で問題なのは、夏、床面の熱さ、裸足で歩くとやけどをする恐れがあります。 徐々に改善されつつありますが、日差しの強いときは気をつけてください。 また、床材の色によっても明るい色のほうが幾分、温度上昇を抑えることができますので、ご参考に。
当社取り扱いのバイナル素材(PS発泡樹脂)のデッキは、実感として、夏の床面温度上昇をかなり抑えることができます。 但し、価格がかなりupしますので、比較検討の上、ご選択ください。
また、床材色に関しては、各メーカーとも同じような数色を用意しています。 時々、白いデッキが欲しい! という方があります。現在、国内メーカーではタカショーのみが白デッキを扱っていますが、白といってもほとんどグレーに近い色なので、ご希望にお答えするにはバイナル素材のピュアホワイトデッキ(その他、ベージュ・ブラウン)か、もしくは木製デッキに白いペイントをするかどちらかのようです。
④ 補足事項・・・参考に。
ウッドデッキは主に夏に使うスペースかと思いますが、上記のように夏の午後の日差しの下は暑く、日差しを防ぐ屋根やシェードが欲しくなります。
またリビングの床と同じ高さのデッキでは、デッキまわりの地面はリビング又はデッキから見ても幅1mほどは隠れて見えません。(上図参照)
庭はその分、狭く感じられ、その先の花壇や樹木も地面が見えず、まして、フェンスで囲ったデッキでは周囲の景色の半分が隠れてしまいます。 隅の部分がカットしていないデッキでは、さらに庭の部分が狭く感じることがあります。
とはいっても、リビングの広がりや洗濯物をそのまま干せたり、利点はいっぱいありますので、形状・高さ・ステップなど 庭全体の視点でデザインしましょう。
デッキと同様の用途として、タイルテラス という選択もあり、価格的にはほぼ同等ですので、併せて検討するのもいいかもしれません
以上 デッキに関して、実体験に基づいた現場サイドからのコメントでした。
参考になれば 幸いです。