今 木更津で庭づくりの工事をしています。 改めて思うのは・・現場って 大事だなぁ・・・という実感。
この仕事をはじめたときに考えたのは ひとつひとつの現場を大事にして 納得のいく仕事をしていこう とまあ 誰もが発するお決まりの常套句。 でも、それって 一体どういうこと? 本当にそう思っているの? 実際、それじゃあ 具体的にどんなことするの? 私がお客さんだったら 間違いなく そんな疑問を抱く。
はじめから ずっと 「イラストやイメージパース 平面計画図は これ あくまでもイメージですから。」 とお客様に言い続けてきた。 ある意味 無責任かもしれないが、図面はイメージですので 実際はやってみて考えましょう。 場合によっては 変更もしましょう。やりながら 考えましょう。」 ぶっちゃけて言えば、まあ そんな感じでした。
そして 今は というと 全くその考えは変わっていない どころか ますますその思いを強めています。 確信すら 持ち始めているんです。
庭づくりって ホントやってみないとわからないんです。図面で見てたら長く見えたアプローチも実際見たら意外と短かかったり 手摺の高さも実際考えていたほど必要なくてもっと低いほうがよかったり・・・配置も変えたほうがよかったり・・・そんなことがいっぱいあるんです。
お客さんも迷ったり、毎日考えが変わったり そして 作り手の我々自身も
その都度、描くイメージに変化がおきるんです。 でも 大抵は 当初の図面や計画のまますすめます。 そうしないと収拾がつかないし、たくさんの物件をこなしていくには そうせざるを得ないからです。 また 私が職人さんの発する言葉で 最も嫌いな言葉は 「俺たちは図面に書いてあるその通りやったから・・・・。」というもの。 そこには 人 というものがない!
図面に書いてあるからと言っても 実際明らかにおかしかったり、間違っていたりすれば、疑問を持つ! そうでないと人の仕事ではないし ただただ機械的な作業になってしまう。 私の考えは そうなんです。
そんな考えの人たちと仕事がしたいし、そんな人たちの庭づくりをしていきたいと思っています。
工事が始まってからの変更 可能な範囲内なら 喜んで OK!
いっしょに ちょっと他とは違う ちょっと気になる ちょっといい感じのお庭をこれからも つくっていきます。
ちょっと気になる木更津の庭づくり まだまだ続きます。