では どうやったら手づくり感がだせるか?
まず大前提として、いわゆる外構職人さんと言われる人はまず、ほとんど
面倒なことはしたくない!というのが本音です。もっとはっきり言えば
面倒な工事はしません。
できるだけ早くこの現場を終わらせ次の現場へ・・・と その方が収入になるからです。 気持ちはわかります。
でも それだけなら あまりにもさみしすぎると思いませんか?
もちろんこのことは職人さんだけでなく、打ち合わせ担当の人にも言えることなんですが、家づくりもそう 外構もそう その他 私自身がお客としてお店で何かちょっと大きなものを買うときに無意識に気にしているのが、
この人、今の仕事を楽しんでやっているのかな??? と
そんな雰囲気の感じられる人から購入したいと思っています。
ちょっと脱線してしまいましたが、要は 庭づくりが好きな人が そんな会社が担当だとやはりそこのつくるものも 手づくり感が自然と感じられるんです。
そんな抽象的な話とはちがって、
手づくり感を演出する方法を 今日はひとつだけ 特別に 披露します。
それは・・・庭づくりに 曲線を 取り入れること。
なーんだ と思われるかもしれませんが、実は自然界では直線こそ異常な世界で、直線はすべて人工的に作り出したものです。 曲線こそ自然の賜物です。
その曲線をうまーく庭づくりに生かすのです。
アプローチ・駐車場・フェンス・花壇・レンガ積み その他 いろんなところに、 日本人は特に几帳面でまっすぐ一直線にそろってないと気が済まない性格ですが、可能な部分にはちょっと気を緩めてリラックスして自然な曲線を楽しんでみましょう。
まだ 手づくり感には色々ありそうですし、自分自身も気づいていないこともあるので、これからもずっと 現在進行形 です。