花ブロックとは コンクリートブロックに空洞を作って柄をデザインした
沖縄生まれの建築素材です。
沖縄では毎年台風に悩ませるため、台風被害に強くシロアリにも蝕まず、潮風にも影響されず、個性的でお洒落度upの素材が求められ、それが花ブロックです。
その効果は、日差しを和らげ、影をつくって風を通す、外の景色が入り込む解放感を残しつつ、人の視線も適度に遮断、プライバシーを確保し、何よりも個性と表情を与え、涼空間を生み出してくれる、そんな花ブロックを当社ではエクステリアに積極的に採用しています。
その実例をここにご紹介します。
まず花ブロックのデザインは約100種類ほどあります。 大きさは40cm角の正方形でとても存在感があります。 同様の空洞ブロックでポーラスブロックと言われるものもありますが、20cm角で花ブロックに比べてややインパクトに欠ける点もありますが、使い方次第でこれも充分楽しめることができます。
さて、エクステリアにおける花ブロックの使い方ですが、
① フェンスの代わりやアクセント壁(塀)として
② 門柱 門塀及びそれらのアクセントとして
の二つに大きく分けることができます。
また 花ブロックはコンクリートブロックと同様、灰色のセメント状態で出荷されますので塗装の必要があります。
門柱 門塀にアクセントとして花ブロックを加えると雰囲気が一気に変わります。 特に、アメリカンフェンスやバイナルフェンスで囲ったお庭の門柱に花ブロックは抜群にマッチしますので、当社では数多く施工しています。
また実務的には、花ブロック門柱に際しては 花ブロックの他、門灯(マリンライトがおすすめ)・ポスト・花壇の石、岩 植栽の選択も重要ですし、塀全体を塗装した時、雨による土の跳ね返りで壁自体を汚さないような対策も必要です。
まだまだ、花ブロックの存在自体、知らない外構業者さんもたくさんおられますが、アメリカンスタイル・カリフォルニアスタイル中心の外構にはぴったりの素材ですし、その他、個性的でお洒落なお庭の演出には最適ですのでご関心のある方は是非、お声がけください。