新築の際 気をつける外構のポイント/デザインや意匠 編    

では 新築の際 気をつける外構デザインや意匠について具体的にお話しします。


まず、安易に考えがちですがかなり重要な選択の必要があるのが

・・ブロック選びとフェンス選びです。・・・

この両者は視界に大きく入ってくるにも関わらず、お洒落なデザインの少なさや選択余地の狭さから安易に選んで後悔することがよくあります。特にフェンスについては市販のアルミフェンスは見た目のわりに金額が高くデザインもあまりなく薄っぺらい感じで存在感がなく、それでいておうちの外観を決める重要アイテムなんですから くれぐれもよく考えての選択を。

いずれもおうちの外観や色合い、まわりのおうちの様子などを見ながら、しっかりとアドバイスしてくれるところにお願いしましょう。 中でも カラー・色合いはとても大切です。

ブロックに至っては さらに安易な選択が多いようです。

これもあまり選択の種類はありませんが、気をつけて選択を。

次に お話しするのは 前段に続き 色彩・カラーについて  です。

これもおうちのカラーと調和を考えるのは言うまでもありませんが、さらに言うなら 色を使いすぎないこと。

以前にもお話ししましたが 私たちが目にする家の外観の色は、外壁・屋根・窓サッシetc・樋・玄関ドア・ポーチタイル・などが主です。 よって これらと同じか同色系統の色をなるべく外構に使うこと。突拍子もない色を使うときは、あえてアクセントにと、意図をもって使うこと。 おうちの雰囲気はほぼこの色合いで決まります。

さて次にお話しするのは、使い勝手のいいお庭に・・というわかったようで訳の分かんないよく聞かれるフレーズ。

 それは 具体的に言うと

●庭に設置する水道(立水栓・散水栓)の位置と個数

●階段をなるべく避け +スロープなどの活用

●物置スペースなど収納の出来るスペースの確保

●自分で管理できる範囲内の植栽・植物及び芝生のエリアを決める

 こと。     

予算が許すならば、ライトアップやコンセントの設置をお庭に取  

 りいれると満足度は格段と上がります。

●洗濯物をどこに干すかを考えて デッキの必要性などを考えるこ

 と。

というのが 具体的事例です。


外水道は車を洗うのと庭に水まきをするのが主ですから、それぞれの使いやすい位置に 専用の蛇口で使えるよう、また立水栓は建築会社さんにより、ほとんど何の味気もないセットがつけられますので2個以上の蛇口と少々、お洒落なセットをお勧めします。

また、庭仕事をするようになれば大なり小なりお庭の道具が増えてきます。それらを収納できる また車関連のもの 他のものも収納できる物置が必要になってきますので、その場所も考えておきましょう。  

更に時にはお隣との視線をさえぎる目隠しフェンスなどのアイテムも必要な時があります。庭に出たとき、毎回お隣さんと鉢合わせや

お隣からいつもリビングがのぞかれるようでは ちょっと困ったりです。

図面の上では あくまでも一軒の家ですが、実際はほぼかならず

お隣さんやその他まわりの風景物があることをお忘れなく。

それらを考えてアドバイスしてくれる外構屋さんであればいいですね。


階段の他 スロープの採用は ベビーカーを運ぶのに重宝します。

階段ではなかなか大変です。

また庭付き一戸建てとなると ほぼ必ずと言ってもいいくらい必要になるのが 外物置などの収納及びその場所。また自転車置き場についても考えておかれるといいですね。

また 大抵のケース、洗濯室は1階でしょうから浴室乾燥室オンリーの場合を除いて、外へ出ずに洗濯物を干すことを考えたらデッキやテラスの設置を考慮に入れたいものです。


同様に植栽や植物、芝生etcに関しても 管理のしやすさや耐寒・耐暑性などいろんな要素を含んでいますので、是非それらも検討の必要性があります。


以上 使いやすさのある庭づくり と一概にいっても

何のことかわかりませんよね。

要は あなたに合う具体的なアドバイスをしてくれる そんな外構会社さんであればいいな と思います。 

 

  あくまでも ほんの参考に・・・・