アメリカンフェンス設置に際して特に気をつけたいアドバイス3点

近年 アメリカンフェンスをつかった新築外構をよく見かけます。

  人気ですね。

当社でもやはりアメリカンフェンスをとり入れたスタイルの新築外構のご相談を数多くいただき実際に施工していますが アメリカンフェンスファンの私どもから ぜひ知っていただきたい 気をつけたいポイントを3つお話しますので 参考にしてください。


1 設置するアメリカンフェンスの高さに 特に注意

  まず安価で大量に設置されているのが国内メーカーのスチールメッシュフェンス。どこにでもよく見かける網目状のフェンス。とにかく安いので そとまわりに気を使わない方はほとんど、建売住宅や予算重視で外構を提案するときは圧倒的にこのフェンスをすすめます。

アメリカンフェンスを選択する方は武骨でちょっとかっこいい!

そんなスタイルに憧れて選ぶはずです。

 話は戻って  安価でベストセラーのスチールフェンスをはじめほとんどフェンスの高さは 実は800mm 80cmが基本。

そこで 同じ80cm の高さのアメリカンフェンスを設置したら・・・・・・?  そもそもアメリカンフェンスとスチールメッシュフェンスを見比べたら同じ網目状で 見ようによっては大差がない。 武骨でかっこいいアメリカンフェンスの良さが失われてしまう・・・そう思うのは私だけでしょうか?

 アメリカンフェンスは1200mm 120cmが一番美しいし

 最低でも1000mm 100cm以上の高さが 欲しい!


そもそもアメリカンフェンスは地面の上に直接建てるのが前提であり それゆえに80cmでは到底低すぎ想定外で やはりある程度

120cmほどの高さを想定してデザインされているはずなんです。

もちろんブロック上に立てることも実例としては多く存在するので ブロックの高さも考慮に入れてもやはりアメリカンフェンス本体は1000mm 100cm 以上は確保して欲しい というのがアメリカンフェンスを愛するものとしての切なる希望です。

せっかくの かっこいいアメリカンフェンス

その良さを十分生かしましょう。 


2  短い切りものを設置しないでなるべく違和感なく柱を設置

  

何のことかわからないかもしれませんが

アメリカンフェンスの基本セットは1スパン=2m が標準です。

ですから2mのものを順々に設置してゆけば手間なく終わります。

ところが現実問題2mスパンのみできれいに納まる現場はまずありません。納まる方が ごくごくまれです。ほぼ奇跡に近いくらいです。

あと50cm足りない!      そんな時 大抵は50cmのものを切り取って足すわけです。 あっ そもそもアメリカンフェンスの1スパン=2mは それ以下ならいくらでも現場で短くできます。     先程の50cm足りないとき 50cmの切りものをはめれば現場はそれで納まりますが、見た目はあまりにも???

できることなら 全体を均等分 or 部分的に一部 当分 にして

見た目にも配慮してほしいものです。   でも 面倒なんです。

だから 普通はやらないんです。  面倒がらないで アメリカンフェンスのかっこよさ 守ってほしいものです。


3 アメリカンフェンス 設置当初の光沢がなるべく失われないように

 なればいいのだけれど。

 

 アメリカンフェンスは街中 グラウンドや線路沿い 工場の柵などで見かけます。    実は10数年前 はじめてアメリカンフェンスを設置した時から思っていたことなんですが、

このフェンス 特に柱やバーの部分 設置当時は光沢があってきれいなんですが早ければ半年から1年くらいで最初のころの光沢がなくなります。人によってはこの現象こそ味わいがあっていい という人も中にはいますが、私はどうも好きになれず 線路沿いに設置するならいざ知らず、一般家庭のお庭の外構フェンスとして設置する限り設置時の美しい光沢ができるだけ保たれるようにと望むわけです。 この現象は湿気によるいわゆる錆 白錆といわれるもので製品本体への耐食性への影響はほとんどないといわれていますが、見た目の変化はあります。 また内陸に比べて海岸に近いほど

変化は早くおこります。 よって 何年か前から ご希望の方には

極力光沢を保てるよう特別に塗装を施して設置いただいているのが

現状です。

せっかくのかっこいいアメリカンフェンスをいつまでも楽しんでいただくために。



以上がアメリカンフェンス設置に際して特に気になる3点です。

 

もちろん気になることはまだまだありますが

アメリカンフェンス外構専門店として どうやったらもっとかっこよく設置 提案できるまだまだか まだまだ考えています。


よろしければ 参考にしてください。